今週の漫画ゴラクで分かる人生の教訓5

週末に布団でぬくぬくしながら漫画ゴラクを読む楽しさ。

教訓1・結果がすべてではない

「海軍だけでも2500名を超える若者が人間魚雷となり20代の若さでその命を落とした」
「彼らの生を受けた証しとしての最後の望みは見事敵艦に体当たりすること」
「じゃがのぉ 結果はその大半が敵艦にもぶつかれず撃ち落とされ海中に沈んだ」
「その人生とは何だったのか 結果が全てなら彼らの死を無駄死にと言うのと一緒ぞ!」

(『天牌』より)

天牌にしては久しぶりの長い台詞でしたね。これが「麻雀は結果が全てではない」という話につながるようです。特攻隊を物語に絡ませるのは結構ありますからねえ、今さらっていう感もありますが、しかし船橋の雀荘でこんな会話がされているとはなかなか想像できません。

教訓2・風俗ではダメな時もある

東京のトップの店のナンバーワンの女…確かにスゴイいい女だ…
だけど…桃肢の性は…凌げない…

(『ももえのひっぷ』より)

もう32話なんですねえ…現在単行本は2巻。まだまだ終わりが見えてないんですけど、あんまり伸ばさないで単行本4巻くらいに収めていただきたいです。ハシラには「業界絶賛の新感覚ミステリー!!」と書かれていることから想像するに、一般読者にはあまり人気がないんでしょうかね。ちょっと心配です。しかしかなりいい漫画ですよこれ。期待してます。

ももえのひっぷ 1巻 (ニチブンコミックス)ももえのひっぷ 2巻 (ニチブンコミックス)

教訓3・心が大事である

女を抱くってことは”心”を抱くって事だ
"おもちゃ"呼ばわりしてるてめーらに
そのいい女の"心"は抱けねーよ…!!

(『極悪学園エピソード0』より)

村上マコトさんの読み切りです。いいネームだなって思いました。なるほどお、ヤングキングで連載してた人か。

教訓4・残さず食べるべし

それから食事を終える時も膳の上の料理は残さぬように
すべて仏様よりの授かり物ゆえ

(『大食い甲子園』より)

土山しげるファンにとってはちょっと嬉しい、あの「空念」みたいな坊さん「空界」が現在登場中です。しかし肉食オーケーな仏教の宗派って、あったのかなあ…別にどっちでもいいんですけどね。

教訓5・分かる人には分かる

第12代目松川夷蔵 後日告白する
ライターを受けとった瞬間
幕引きまでが見えたーーと

(『どげせん』より)

個人的に『どげせん』は、いまもっとも人に勧めたいゴラクの漫画第一位です。とうとうあの灰皿にテキーラ入れた事件を描いちゃったw!