『シャラップ&シング』を観ました

Dixie Chicksを追ったドキュメンタリー映画『シャラップ&シング』を観ました〜。

これ観たらディクシー・チックスのことが絶対に好きになるはずです!よかったです。

女性3人組のカントリー音楽のグループ、ディクシー・チックスを追ったドキュメンタリー映画です。イラク戦争が始まろうって時に、彼女らは「ブッシュ大統領と同じ故郷(テキサス)で恥ずかしい」とライブ中のMCでポロっと言ったら、その一言がアメリカのマスコミで大問題になってしまった事件から、この映画はスタートします。カントリー音楽のファンは保守派が多いので、すさまじいバッシングを受けたわけです。で、そこからね、いろいろやって復活していくんですが…はっきりいって気持ちがいいですよ本当に。痛快です。

そしてご存知のように、2007年のグラミー賞は、この復活した彼女たちが総ナメしました。結果だけを見ると、これは「炎上マーケティング」とも呼べるかもしれません。この映画もそういうプロモーションの一環かもしれません。いま思えば、おそらくメンバーもスタッフも、この復活という一点に賭けていて、さらに勝算すらあったんじゃないかな、と感じます。でも…万が一、もし彼女らがこの一連のバッシングで消え去るようなことになっていたら…と思うとゾッとしませんか。

レッチリのチャド・スミスもたっぷり見ることができて驚いたなあ。エミリーの顔、好きだなー。でも人妻で母親なんだよなー。ナタリーの顔、ブスやなーw。人妻で母親なんだよね。あとマネージャーのサイモン・レンショーにしてもチックスのメンバーにしても、絶対金持ちだと思うんだけど…気取らない連中でええですねえ。時間軸はあやふやで、かなり行ったり来たりしてるんですが、あんまり気にならないです。FUTKのくだりも最高に面白かったし、ダラスのコンサートのくだりの、曲へのつなぎ方は泣けましたよ〜。

あと意識してんだか無意識なのか、ナタリーは脇の下を見せ過ぎ。そういう服装が多いんでしょう。あとソファでゴロ寝し過ぎw。ほんとナタリーは面白いですね。それからリック・ルービンも出てきたなあ。