「フランシスコの2人の息子」を観ました

ブレノ・シウヴェイラ監督の「フランシスコの2人の息子」を観ました〜。

多少の、ではないな、かなりの宣伝臭を差っ引けば、そしていろいろな突っ込みどころを一旦脇に置いとけば、よい映画だと思いました。「ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ」は知らないけれども、ブラジルの音楽の風景というのがなんとなく見てとれます。

今の映画だなって思わせる映像の技法もあり、セットや風景も素晴らしいとは思いますが、物語の構成は一昔前のテレビドラマ級でしたね。中盤以降の端折ったテンポもいただけないし、それでもなお全体でこんな長尺になっちゃってるってのはいただけない部分です。