『WILD HOGS/団塊ボーイズ』を観ました

ウォルト・ベッカー監督の『WILD HOGS/団塊ボーイズ』を観ました〜。

WILD HOGS/団塊ボーイズ [DVD]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2011-08-03)
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「名優が勢揃い」とは聞こえがいいですが、量産型の人気俳優など何人見ても別にありがたくありませんしねえ…主役の4人の中年男たちはどれもいい役者と言うよりはどーでもいい役者でした。コメディとして観るならせいぜいマーティン・ローレンスぐらいだろうし、他の役者も小器用で、言い換えるなら無難で、ギャラは高いのに安っぽい、なんかもっと他にねえのかよキャスティングはよー、と言いたくなります。なにしろホンがね…お話としてはとにかくなんとしてでも中年の男たちをバイクで旅立たせたいらしく、序盤は雑そのもの。どうにかロードムービーらしい雰囲気になってからようやく見られるようになります。レイ・リオッタの暴走族のリーダーっぷりと、マリサ・トメイのアッパラパーなアイドル熟女感がそれぞれはまってて、救われました。マリサはこういう端役がハマりますね〜。

それ以外はどうもこうもない話です。まるでダメ。なんと言われようと。

そうそう、ナチョ・リブレでガリガリのレスラー役をやってたエクトル・ヒメネスを再び観ることができたのは儲けものでした。