『アドベンチャーランドへようこそ』を観ました

グレッグ・モットーラ監督の『アドベンチャーランドへようこそ』を観ました〜。

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モットーラ監督に期待して観ましたが、これは…面白くなかったです(キッパリ)。だってコメディじゃないんだよ…退屈しました。

一応、『スーパーバッド 童貞ウォーズ』が2007年、『宇宙人ポール』が2011年、本作『アドベンチャーランドへようこそ』は2009年ということです。大して失敗作というわけでもないようで、なんとか賞の脚本賞のノミニーであることから、そこそこの映画ではあったんでしょう。

どうしても納得いかないのはですねえ、コメディ要素としては、ビル・ヘイダーの独特な遊園地バイトの上司で満足するしか方法がないってことです。80年代テイストをふんだんに使った青春映画なんですが、まーあもうマリファナやってパーティやってバイトやって、その合間に恋した惚れた別れたがあって、とただそれだけなんです…。この「ただそれだけ」感が80年代だ、と言うこともできるんでしょうけどね、これには本当に困りました。確かに若者のやることなんて総じて言っちゃえばこういうことなんですが、これで成立するっていう見込みがある意味すげえなあと。おそらくは、ジェシー・アイゼンバーグクリステン・スチュワートをガッツリ使ったから成立するんだよ、っていうわけですよね。まるで邦画的ですね。

そんな感じで、遊園地が舞台だというのにさっぱりワクワクせず、観ている途中から『ゾンビランド』の遊園地の面白さを懐かしく思い出したりしておりました。