『理想の彼女と3日間で恋に落ちる方法』を観ました

アンドリュー・ブラック監督の『理想の彼女と3日間で恋に落ちる方法』を観ました〜。

理想の彼女と3日間で恋に落ちる方法 [DVD]
トップ・マーシャル (2012-02-24)
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うーむ、なかなかの駄作、愚作です。ミラ・クニス黒歴史として残る内容でした。

破格の、とびきりの美人とはいっても演技が残念…というタイプのミラ・クニスを、なんとか売り出していこうというミッションをこなしているプロたちの仕事を想像すると、例えばこういうクソ映画の裏舞台をそのまま映画にしたほうが面白かったんじゃないかという気になります。いずれにせよプロたちのミッションは大成功し、ミラ・クニス『ラブ・アゲイン』などの大きな映画で多くのファンを獲得している、という現状です。

この作品は2007年の製作です。ミラ・クニスで儲けようぜ〜っていう、当時の制作サイドの方向性をヒシヒシと感じます。日本版も必死の目論見を感じます。邦題がひどいですが、かといって代案も特にありません。おそらくこの邦題がベストの選択でしょう。だってもうほんとに中身がしょーもないんスよね。

姪っ子が飛行機嫌いだからマイアミからロスまでトラックで送ってくれ、という無理やりなロードムービー設定からしてまず萎えます。時折出てくる夢のシーンは『私だけのハッピーエンディング』とは比べようがないほど無意味だし、登場する人物も舞台も事件も行き当たりばったりのような脚本。さらに残念なのは、そうした行き当たりばったりの事件を起こす俳優たちが、なかなかの塩キャスティングです。それでも、いやだからこそ、ミラ・クニスは美人だにゃー、とボンヤリ思って時を過ごすには最適の作品とも言えます。

まあホントにどうでもいいです。借りて観た方はご愁傷様、検索してこのエントリー見た方もご愁傷様でした。『シンディにおまかせ』をオススメします

以上!