『みんな元気』を観ました
カーク・ジョーンズ監督の『みんな元気』を観ました〜。
みんな元気 [DVD]
posted with amazlet at 13.02.10
引退した父親、他界した母親、なかなか実家に戻ってこない息子と娘たち。心臓の病で長旅ができないところを、父親は無理をして息子と娘たちに会いにいきます。いい感じに出世したり成功したりしているものとばかり思ってた父親ですが、実際に会ってみるとなんかいろいろトラブルが見え隠れしたりするっていう、現実は厳しいのねっていう、最後はいい感じのハッピーエンドっていう、家族の絆っていいよねっていう、そういう映画です。
ロバート・デ・ニーロがまるっきりのジジイ役をやるようになったことが感慨深いです。何かがあるジジイではなく、ただのジジイ…しかしそこがいい。ドリュー・バリモアの娘っぷりも印象に残りました。
でもって、伏線張ってたところにドーンと現れた、倉庫に眠っていた長男の絵、これが実によかったです。心地いい映画の作りです。まーあなんか、安心の感動作って感じに仕上がってて、これならリメイクした甲斐もあるんじゃないかなって気がしました。というか、リメイク元の映画を見てないんですけどね。