『星の旅人たち』を観ました
エミリオ・エステヴェス監督の『星の旅人たち』を観ました〜。
『BIUTIFUL ビューティフル』に続き、またもやスペインが舞台の映画でありました。
巡礼の旅を行くって設定がキモでして、全然予備知識がないから新鮮な気持ちで観ることができました。もちろん細部は雑でしたけどねえ、ジプシーが出てくるあたりは特に。
マーティン・シーンについてはよく知らないんですが、さすがにシュアな役者だなあと感心しっぱなしです。はっきりいって低予算、ロケに何日かけたのか数えりゃ分かるっていう感じですが、この人がいたからこそ、のんべんだらりの旅映画にならなかったと言えるのではないでしょうか。
しかしまあ、感情は特に動きようもないというか。大した映画ではないなというか。この設定ありきのこの脚本という、映画作りの流れ作業っていう風情が感じられました。その意味では現場の泥臭さもなんとなく臭ってきますが…まあいいや、これ以上語る映画でもなさそうです。