『バーレスク』を観ました

スティーヴ・アンティン監督の『バーレスク』を観ました〜。

初主演のクリスティーナ・アギレラ推しになるプロモーションは当然です。はっきり言ってクリスティーナ・アギレラなんて知らないんだから、この映画で初めて知ったんですからもう。初めて知った割にはよい歌い手さん、というか踊り子さん、というかタレント?セレブリティ?女優?なんかよう分かりませんが大した人です。それは認めます。

しかしながら、私がこの映画で順序を付けるなら、一番手はシェール、二番手はクリスティン・ベルです。特にクリスティン・ベルには感激しました。サラ・マーシャル役の『寝取られ男のラブバカンス』などのバカ映画で見ていたはずなのに、こんな美人の女優だらけが出てくる映画で目立つ役をやるなんてすごいです。しかも主役に嫌がらせをする悪役で。しかもプロモーション的にも完全に枠外の役で。こういうポジションの女優には私惚れやすいです。

シェールの話をする場合は何からしたらいいんでしょうか、やっぱりウマヅラ?ニューハーフ感?なにかラテンアメリカで人気のありそうなキャラのような気がするんですが、まったく堂々としたバーレスクの女主人っぷり。彼女の存在感が、バーレスクっちゅーハコだかクラブの妖艶さを保証してくれていた気がします。

ダンスのシークエンスはとても楽しかったんですが、ストーリーはよう分かりませんでした。ていうかどうでもよかった。ずっと踊ってくれてりゃよかった。しかも結構長い尺なんですよねこれ…。